アメリカを追い抜いて中国、世界最大のエネルギー消費国に
今年前半、アメリカを抜いて世界最大の自動車市場となったと同時に、ドイツを抜いて世界最大の輸出国となった中国だが、今日の新聞では世界最大のエネルギー消費国となったことが報じられた。アメリカは、1900年代より世界最大のエネルギー消費国であり続けてきた。
専門家によれば、今後の予測としては、今年後半には日本を抜いて世界第2の経済大国となり、2027年までには世界最大の経済大国となると見られ、世界各国間のパワー・バランスがシフトし、アメリカのヘゲモニーが実質的に崩れている現実を見せ付けている。
中国出身の知人たちはよく「トロントは空気がきれい」と言うので、よくよく聞いてみると、フホホトのような都市でもスモッグや空気汚染が深刻で、中国では環境問題への取り組みがまだまだ遅れていると言っていた。公害は国境を越える。今後、エネルギー消費大国となった中国には、空気汚染や土壌汚染といった環境規制に関し、大きな国際的外圧がかかることだろう。
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