Friday, February 8, 2013

児童公園で煙草を吸うなんて・・・


トロントに比べると、京都市内は遊戯具が備わっている公園(児童公園)の数がずいぶんと少ない(田舎に行けば行くほどもっと少なくなる)。 ブランコがひとつ、鉄棒がひとつ、子どもが走り回るスペースもない、というような小さな公園を含めても少ないと思う。



子どもたちは、そんな小さなスペースでも元気よく伸び伸びと遊んでいるのだが、私にはずっと気になっていることがある。それは、そうした公園に置かれているベンチで普通は誰かが煙草やパイプを吸っていること。



私が子どもとよく行くのは、京都府立図書館の前の岡崎公園なのだけれど、そこは(たぶん)図書館前とあって煙草を吸っている人が多い。喫煙のできる場所が限られている喫煙者にとっては、公園というスペースは煙草を吸うための場所なのかもしれないが、子どもを遊ばせている親にとっては迷惑はなはだしい。子どもは遊びに熱中しているので文句を言うようなことはないが、受動喫煙second hand smokeの害をカナダであれほど聞いてきた私としては気になって仕方ない。



以前に比べて禁煙スペースが増えてきたのは喜ばしいことだが、喫茶店やレストランなどは分煙していても、結局のところ煙が流れてくることもしょっちゅうある。先日、イノダで数時間いたら、禁煙席に座っていたにもかかわらず、最後には頭がクラクラしてきたし、コートにもしっかり煙草臭が染み付いてしまっていた。



ついでに言うと、電車で隣に座った人のプンプンするヤニ臭によって気分が悪くなることもある。煙草の匂いで気分が悪くなるのは、なにも私だけではない。私も実際、近くにそういう煙草アレルギーを持った人が何人もいる。煙草を吸っている人に対してまったく敵意はないが、煙草に対するアレルギーを持ち、子どもを持つ身としては煙草の煙ほどうっとうしいものはない。

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