Tuesday, March 15, 2011

The Globe and Mail (March15, 2011)の記事:福島原発事故

(途中より)
日本政府は、爆発に必要な酸素がないため原子炉の炉心爆発の可能性をかなり控え目に言っている。しかし、格納容器中に酸素が入るわずかな割れ目があることも考えられ、最悪のシナリオの可能性は現時点では否定できない。

さらに怖いのは、原子炉の爆発が隣接する他の原子炉に飛び火する可能性である。こうした場合には、1986年のチェルノブイリ被害を超える被害、つまり歴史上例をみない最悪の原発核事故の可能性が考えられる。放射能に汚染された物質は、原発周辺20キロの範囲に堆積され、放射性ガスの拡散は、風向きによっては日本上空から朝鮮半島まで、北アメリカ大陸西海岸にまで及ぶ可能性もある。
しかし、専門家の多くは、放射能被害拡散の健康に与える影響は限られていると主張している。

日本政府は、今回の福島原発事故は、周囲の建物がなぎたおされ、原子炉の操業中に爆発が起こったチェルノブイリとは比較にならないとの説明を続けている。しかし、原子炉の中心部で爆発が起これば、あきらかにパニックと健康への長期的影響に対する危機感が高まることになる。

チェルノブイリ原発事故では、直接的死亡者は28人、放射能による被爆のため消防士や緊急救急専門家の間接的な死亡者は106人、さらに近隣住民における甲状腺ガンの原因になったケースは6000人にものぼる。

しかし、最近出された国連によるチェルノブイリ原発事故の健康に関する研究結果では、これらの甲状腺問題は、放射能汚染された草を食べた牛から産出された牛乳が原因であるとされた。これらのガン発生は、政府が早期に汚染された牛乳の危険性を警告していれば防げたわけである。同研究結果は、健康に対する被害はそれ以上の証拠は見つからないとしている。

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