Thursday, January 5, 2012

3・11地震・津波による瓦礫の一部がバンクーバーに漂着し始めている?

昨年3月の地震・津波によって運ばれた2500万トンの瓦礫が、この冬にはハワイ沿岸部に、2013年までには北米西海岸に漂流するとみられる。US National Oceanic and Atmospheric Administrationは太平洋上を漂流している巨大な瓦礫の動きを常にトラッキングしている。専門家のなかには、この巨大瓦礫はカリフォルニア州ほどの大きさであると見る人もおり、通常は漂着物は漂着した地域を管轄する自治体の責任で片付けられるが、この瓦礫の大きさに日本政府による財政援助を期待する声も出ている。


同じニュースは12月中旬、カナダのCBCニュース番組で私も見た。ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーアイランドのトフィーノの住民のなかには、日本からやってきた瓦礫の一部がすでに沿岸に漂着している、と信じている人もいる(そうした瓦礫・漂着物の一部として「日本製のペットボトル」が映像で写されていたが、明らかにラベルには中国語の表記が見られたので、私は懐疑的・・・)。

一方では、こうした漂着物は、何の変哲もない、大洋を漂う「通常のゴミ」であると見る人たちもいる。


瓦礫は放射能に汚染されているのではないかとか、死体やその一部が漂着したらどうすればいいのか、と心配する声も聞かれている。

CBCのビデオはこちらから。
http://www.cbc.ca/news/world/story/2011/12/15/bc-video-tofino-tsunami-debris.html

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