Tuesday, September 13, 2011

Living a Life that Matters with Bernie Glassman

9月9日、U of TのHart Houseでバーニー・グラスマンの講演があった。
バーニー・グラスマンといえば、Maezumi Roshi(前角)から教えを受け、アメリカでは禅仏教を広めた禅マスター(バーニー老師)、Socially Engaged Buddhismの創立者として知られている。
http://www.youtube.com/watch?v=9IPIgskqXxg&feature=player_embedded
禅仏教を社会福祉活動と組み合わせたSocially Engaged Buddhismを最初に知ったとき、いささか違和感を覚えたものだが、彼の活動の内容を知るにつれ、その内容に深く関心を寄せるようになった。社会から雇用に値しないとみなされた人たちを訓練したグレイストーン・ベーカリーは、たちまちニューヨークのハイエンド顧客にケータリングするようになり、経済的にも大成功を収めた。グラスマンは、「苦しみが終わることはないと思う。ユートピアも信じてはいない。ただ、行動することにより、少しでも人々の苦しみが軽減され、社会がよい方向に進むはずだと確信している」と言う。

以下は、この講演のメモ。
・Not-knowingについてNot-knowingを受け入れること。そのためには今この瞬間を100%生きること。期待をせずに、あるものを受け入れ、”You can play with it, like Judo”

・恐れ/Fearについて
恐れとは、すべての感情のうち最も私たちの行動や思考を決定的にする要因である。恐れは、また、コントロールがきかなくなることに対する恐れでもあり、自分のなかにある「コントロールの欲求」が捨てられれば、Fearも軽減される。中国語でCompassionとは、Removal of fearのことである。

・期待/Expectationについて
Frustration(不満)を感じるのは、期待があるからに他ならない。何も期待せずに、ただ、前にあるものをそのまま受け入れていれば、不満は感じない。

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